ねこの染物屋 根子さんの工房での驚き!

ねこの染物屋 根子さんの工房での驚き!

「おーっ!」しわりり のメンバー 一同が声をあげる。
布から糊を洗い落とすと綺麗な絵柄が現れた。

7月25日に ねこの染物屋 が開催する褌(ふんどし)ショータイム。
しわりり から4人のメンバーが参加させていただくことになった。
今日はショータイムの事前打合せの後、ねこの染物屋 の染め師・根子さんの工房を訪問した。

紫波町古館出身の根子さんは、大手玩具メーカーや印刷会社を経て、17年前の50歳の時、藍染めの世界に飛び込んだ。印刷会社の営業企画をしている際に出会った 藍染めの魅力に取り付かれたのだ。

そして、県内の染物屋で修行を行い、2012年に独立。ねこの染物屋を始めることになる。現在でも学びの機会を県外にまで求めるなど高い技術をさらに磨き上げている。

根子さんの藍染めは「型染め」という技法だ。
繊細で複雑な模様まで表現できる。

根子さんが制作した型紙を見せてくれた。しわりり のロゴのものである。
この複雑なロゴも非常に綺麗に表現していただいた。

「藍染めはいかに染めないか」だと根子さんは語る。
確かに しわりり のロゴが入った作品もロゴ部分ではなく、その周りが染まっている。

藍染めに使う「藍」は3ヶ月単位で入れ替えているという。
ただ、突然染料が茶色になり、染まらなくなることも。

「藍」は生きている。その場所の気温や湿度でも変わってくる。
時間を忘れて作品制作に没頭することもあるという。
藍染めに対する想いを情熱的に語る根子さん。

ふと壁に目をやると根子さんが書いた絵がかけてあった。
どこか優しさを感じさせるものだった。

「師匠の絵は可愛らしさがあるんです」と横にいた 根子さんのお弟子さんが話してくれた。

情熱と優しさ。

しわりり のメンバーは褌ショーで作品を表現できるだろうか。

褌にある特徴的な絵柄。その一つ一つにも個性がある。

・・

「藍染めはいかに染めないか」

工房からの帰り道、この言葉をふと思い出した。

50歳の時に自分がさらに進んでいく道を決めた根子さん。

しわりり は昨年の5月に紫波の情報発信を始めるためにスタートした。
私はこの活動を続けていけるだろうか。いや進めていく。

自分自身を染めず(染まらず)この活動を続けていきたい。
そう強く思った瞬間だった。

2021.7.10
Text しわりり ほのぼの

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